今、私が読んでる本のタイトルなのです。
阪急電車
これがめちゃくちゃ面白い。
阪急電車の今津線をモチーフに、本の目次をめくれば、今津線の駅名がずらり。
宝塚
宝塚南口
逆瀬川
小林
仁川
甲東園
門戸厄神
西宮北口
そして
西宮北口
門戸厄神
甲東園...
宝塚までストーリーは続きます。
ガタゴト。ガタゴト。ガタゴト...
色んな人が行きかう電車。
人と人のすれ違い。
電車に乗る人、降りる人。
そこで繰り広げられる様々人の様々な生き様。
色んな人間模様がショートストーリーとなり、色んな目線で少しずつ描かれていく。
そして最後には1つのストーリーとなって結び合わされる。
地元が舞台の小説だけに知ってる場所がいくつもいくつも登場します。
でも決して場所の名前は出てこない。
宝塚ホテル。
小林のイズミヤにサイゼリア。
西北アクタのサーティーワンにたこやき屋。
関学。
塚口のさんさんタウンかダイエー。
阪神競馬場......
読んでいて情景が浮かぶのは地元だから。
登場人物たちの気持ちもなんとなくわかる。
ローカルなローカルな今津線に揺られる気持ちもわかる。
映画化が決定したこの小説。
12月から中谷美紀と戸田絵梨香をキャストに、オール関西ロケが始まるそうですよ♪
公開は来年のゴールデンウィークだそうです。
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