
(写真は左からアイネズ、ドロシー、アルヴァーティナ、デロリス。2007年GMWA、創設者ジェームズ・クリーヴランド・トリビュートコンサートより。by Me Four♪)
今日はお休みです★
The Caravansを聴きながら、一日家で色々やってます♪
さてさて、The Caravans(キャラバンズ)とは?
アルヴァーティナ・ウォーカーが1952年、はシカゴでオラ・リー・ホプキンズ、エリス・ヤンシー、ネリー・グレース・ダニエルズとグループを結成したグループ。
ブラックゴスペルの歴史に残る女性カルテットグループの1つですが、まだ現役です!
アルヴァーティナはThe Caravans初のレコードでリード・ヴォーカルに起用され、そのスタイルはロバータ・マーティンに影響されました。
リードに彼女を起用したLord Keep Me Day By DayはThe Caravansのヒット曲に。
その後、グループはアルヴァーティナ・ウォーカー、ベッシー・グリフィン、カシエッタ・ジョージ、ドロシー・ノーウッド、アイネズ・アンドリューズとシャーリー・シーザーを含むアーティストでスタートし、1950年代~60年代にかけて、人気のゴスペルグループでした。
絶頂期にもグループのメンバーは幾度も変わり、徐々にグループの人気に陰りを見せ、1970年代に解散に至りました。
しかし、その最後のメンバー、アルヴァーティナ・ウォーカー、ドロシー・ノーウッド、デロリス・ワシントン、シャーリー・シーザー、アイネズ・アンドリューズで時折再結成していました。
メンバーが変わり、他の歌手が加わると同時にグループは変化を続け、本来のグループのリズムとハーモニーを保ちながらも、リード・ヴォーカルの交替により、ソロの機会をメンバーそれぞれに与え続けました。
それがThe Caravansの大きな特徴。
絶頂期の1950年代後期の曲、I'm Not Tired Yetではシャーリー・シーザーの機敏なアルトを、
Mary Don’t You Weepではアイネズ・アンドリューズのパワフルなコントラルト(テナーとソプラノの間の女性の最低音の声)というように...
そのメンバー・チェンジですが、
1953年: ベッシー・グリフィンが加入し、翌年脱退。
1954年: カシエッタ・ジョージが加入。ベッシー同様に1年加入したが脱退。その後60年に再加入。
1955年: ドロシー・ノーウッドが加入。50年代後期には去り、自身のグループ、ノーウッド・シンガーズを結成しました。
1957年: アイネズ・アンドリューズがグループのピアニスト兼アレンジャーでもあるジェームズ・クリーブランドの勧めで加入。自身のグループ結成とソロ活動のため、62年に脱退。
1958年: シャーリー・シーザーが加入。彼女も1966年、ソロ活動のため脱退。
これはメンバー・チェンジの一部です。
さてさて今、私が聴いているのはその昔のアルバムではなく、
昨年9月、シカゴのウェストポイント・バプテスト教会でレコーディングされた再結成のアルバム Paved The Way。
‘Show Some Sign’ ‘Mary Don’t You Weep’のような人気ある従来の曲と新曲6曲が入っています。
このアルバムに参加のメンバーは
★高いスコールとリフで知られるアイネズ・アンドリューズ。
★ダイナミックなソプラノでユニークさと感動を与えるコントラルトのデロリス・ワシントン。
★魂を感動させるボーカル・マシン、「ゴスペルの女王」アルヴァーティナ・ウォーカー。
★再結成の努力のアルバム・プロデューサーであり伝道者、「世界でもっともすばらしいゴスペルのストーリーテラー」、ドロシー・ノーウッド。
の4人。
このアルバムは2006年の最も忘れがたいリリースとしてビルボード誌に紹介され、ビルボードチャートのトップ10に入り、16週連続トップ40に残りました。
また受賞には至りませんでしたがアルバムはグラミー賞、ドーヴ賞(ゴスペル界のグラミー賞)、ソウルトレイン・ミュージック賞の3つの賞にノミネートされました。
大ベテランで、太い声の持ち主、アルヴァーティナを含むおばちゃんパワーに触れてみてください!
コンテンポラリーも良いけど、トラディショナルの良さがわかるはず。
‘Mary Don’t You Weep’なんて、デスチャのゴスペル版みたいな トリニティ5:7も歌ってる。
曲がR&Bになっててイメージも違うけど、原曲はコチラですからね♪
http://www.thecaravans.net
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