2007年12月29日土曜日

Kirk Franklin


カーク・フランクリン
彼はゴスペル
にポップスを持ち込んだことで知られています。
1993年、デビュー・アルバム Kirk Franklin and the Family で、ゴスペル界初のプラチナディスクを獲得し、グラミー賞を受賞した言わずと知れたゴスペルアーティスト。

その後もコンスタントにヒット作をリリースし、98年にはU2のボノ、メアリー・J・ブライジ、R.ケリーなどそうそうたる顔ぶれの豪華ゲストを迎えた The Nu Nation Project 名義によるセルフタイトルのアルバムを発表。
これが全米ゴスペル・チャートで50週近くもNO.1の座をキープし、全米の総合チャートでも最高7位を記録を打ち出しました。
王道ゴスペルを踏襲しながらも、巧みにヒップホップを取り入れるサウンドで
人気を博しています。
既存のゴスペルとは異なる洗練されたファッションセンスも、ゴスペル界に衝撃を与え
ています。


自伝Church Boyより
(ザンネンながら日本語版はありません。読みたければ貸しますよ?)

1970年、テキサス州フォートワース生まれ。

カークが生まれたとき、母親は当時15歳。
父親は不明で会ったことがない。
母に虐待され続け、3歳より当時64歳だった叔母に引き取られ養子として生活するようになる。
そして、カークの飛びぬけた音楽の才能を見出した叔母が、空きカン集めをして彼のピアノのレッスン代を工面した。
わずか11歳で教会の音楽リーダーとなったが、両親不在の寂しさから非行へ走る。
親友が銃に撃たれて死亡したり、ガールフレンドを妊娠させるなど多くの不幸に遭い、また不幸を起こしていった。


しかしその後、再び叔母の助けと祈りで過去を改め、教会へ戻る。
当時、まだ起業してばかりだったゴスペルレーベル社、ゴスポセントリックと契約し、デビューアルバムをリリース。
それからの活躍ぶりは上記のとおり。
過去の経験の全てが現在、カークの証し、音楽となり人々のハートをとらえ続けている。

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