2007年12月22日土曜日

カトリーナの記憶 Still Standing

(2007年GMWA オーランド デイリーブレッドにて。中央がポール・S・モートン。左はGMWA会長のアルバート・ジャミソン。私の前に座っている方のヘアスタイルもすごいです♪)


ニューオリンズに3つの教会をもつポール・S・モートン牧師
彼は牧師でありながら、歌手でもあります。
8年ぐらい前に彼のビデオを始めて見て、そのすばらしさに感動をしました。
今度ニューオリンズ行くなら、絶対、グレーター・セント・ステファン(新訳聖書に出てくるステパノ)・バプテスト教会に行きたい!と思っていたほど惚れ込んでいました。
今年、GMWAのデイリーブレッド(毎日朝の礼拝)で彼のメッセージを聞き、その素晴らしさも然ることながらメッセージが終わる頃には、癒しの時間に変わっていました。
あの熱さ(熱狂)、人々のハートを捉えて離さない…
物凄く神様に用いられ、仕えている人なんだと思いました。

このアルバムは2006年に発売されたものです。
Still Standing = まだ立っています。
私はまだ立っています。グレーター・セント・ステファン(教会)が、教会の姉妹兄弟たちがまだ立っているのです。
とても意味深い言葉と思います。
2005年8月28日、ニューオリンズに起こった出来事を覚えているでしょうか?
新聞、ニュース、その出来事は世界中に報道され、衝撃を受けました。
あのフレンチ・クウォーターが!バーボン通りが!

1999年夏、私が初参加したGMWAの開催地、あのコンベンションセンターが市民の避難所となっている!
大型ハリケーン、カトリーナです。
この地に住む人々、そしてアメリカに残した大きな傷痕…
だから言える。まだここに立っていますと…

アルバムの大半をカート・カーがプロでキュース。
ライブ録音はもちろん?グレーター・セント・ステファン・バプテスト教会
アルバムのタイトルとなったStill Standingから始まり、ルカの福音書11:32にインスパイアして作られた3曲目You Restored Meでは、主は私を回復させてくださる。私が罪をおかしたことも主は知っている。と歌っています。
5、6曲目、The cross and the blood medleyは以前に書いたトーマス・ウィットフィールドの曲。
この先は礼拝のワーシップメドレー。
7曲目マイケル・W・スミスのヒット曲Agnus Deiに始まり、9曲目Holy Oneではゲストにトラメイン・ホーキンスを迎え、その後会場は聖霊に満たされ、会衆は熱狂…11曲目?Praise Breakがその象徴と言えるでしょう。
12曲目If It wasn’t for Your Grace(もし、あなたの恵みがなければ)と続き、14曲目?はモートン牧師の感謝の祈り。
15曲目Be Blessedはこれは祈り!祈りをそのまま音楽にしたような感じで、
プロデューサーのカート・カーが歌ってアルバムに華を添え、ラストを締めくくっています。

単なるカトリーナの記憶を祈念するためのアルバムではないと思うのです。
それは聴いたらわかると思いますが、特にこのアルバムはただ音楽を楽しむというよりも、まだここに立っていることへの感謝を礼拝を通して神様に捧げているからです。

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