
トラメインが今年リリースしたアルバム、 I Never Lost My Praise
を聴いてます。
このアルバムはカート・カーがプロデュースに携わっていて、1曲目パワフルなExcellent Lordには彼自身も参加しています。3曲目You Get The Gloryはトラディショナルな曲。
5曲目のWorship MedleyはPraise The Name of Jesus、There is None Like You、Jesus Jesus Jesus、You’re Everything to Meの4曲。
8曲目は言わずとも知れたOh Happy Dayで、9曲目Lord You Areはピアニストにリチャード・スモールウッドを迎えていて、曲の作りもリチャードって感じのクラシック調ゴスペルですが、リチャード作曲ではありません。
9曲目Like Never Beforeはシャウトしまくり!
で、10曲目Don’t Count Me Outはこのアルバムの中で圧倒的にドラマチックなバラードでラストを飾り、締めくくっています。Always a winner, Never a loser…
プロフィール
サンフランシスコで生まれたトラメイン・ホーキンスは1968年にゴスペル界に入り、エドウィン・ホーキンスのクワイアで翌年、ゴスペル音楽の革命を巻き起こし、ゴスペル音楽としては初のミリオンセラーに輝いた Oh Happy Day を歌っていた。
そのエドウィンの弟、ウォルター・ホーキンスと70年代に最初の結婚をしたが、離婚。
トミー・リチャードソン・ジュニアと再婚し、現在はサクラメントで暮らしている。
トラメインは70年代から90年代、Fall Down、Changed、Goin Up Yonderなどの強力なダンス・チューンをも消化していき、70年代から90年代にソロ・アーティストとしてゴスペルのみならずR&Bでも人気を博した。
MC・ハマーのゴスペル・ヒット曲 Do Not Pass Me By にフィーチャーされている。
グイグイ押しよせるような彼女の唱法はコンテンポラリーな曲にもよく映え、86年、ロバート・ライト制作の Search is Over では生粋の二ューヨーク・ファンクを披露。
その後、ゴスペル界に戻った彼女は90年代に2回、グラミー賞を受賞した。
最近では、アラバマ州モンゴメリーのバス・ボイコット事件で知られるローザ・パークスの葬儀でも歌い、ゴスペル音楽の殿堂入りを果たしている。
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